犬のしっぽのエノコログサはネコジャラシ
エノコログサ(狗尾草)はネコジャラシ(猫じゃらし)として知られ、日本に古くからある雑草ですが、例によって多摩川の河原では外来種に押され、ほとんど群生していません。見受けられるのは、河原でも工事現場や、工事後の石ころだらけの荒地など、それに土手の上などです。 (エノコログサ 2016.7.28 多摩川)
野川公園や自然観察園の中では外来種の群生は少ないので、エノコログサの群生が見られます。
(アキノエノコログサ 2016.7.30 野川公園)
花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサと呼ばれるようになったそうです。ネコジャラシの名は花穂を振って猫をじゃらすことから来ているようです。
エノコログサにもいろいろな種類があるようですが、上の写真がエノコログサで、他の写真は、大型で穂が垂れているのでアキノエノコログサと思われます。
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