トンボとセミ
夏も終わりになって、アカネトンボが空中をスイスイ泳いでいます。一瞬空中で完全に止まったかと思うと、いきなりどこかにスーッと飛んでゆきます。その動作はとても急峻です。動きが速いばかりか、動く方向がまったく予想できないので、とてもカメラで追いかけることはできません。まるでUFOのようです。したがって、トンボを撮影するにはどこかに止まってくれるのを待つしかありません。しかし、あんなにたくさんトンボが飛んでいるのに、少しも止まってくれません。
アカネトンボが比較的高いところを飛ぶのに対して、シオカラトンボは低いところに降りてきて、良く止まってくれます。いろいろなところに止まりますが、すぐに飛び立ってしまいますので、写真が撮れても、良くは写りません。要するに腕が悪いだけかもしれませんが。
最後の1枚は眼が赤いのでアキアカネ、他は皆シオカラトンボだと思います。
これに対してセミはよく木に止まっています。セミは7月の下旬頃から鳴きはじめ、今も盛んに鳴いていますが、セミの死骸も時々見かけるようになりました。8月の終わりは寿命の尽きるセミも多いようで、木に止まったセミも逃げません。
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