クズの芽は不気味です
今までのクズのイメージは、夏に蔓を伸ばし、大きな葉で樹や藪を覆いつくし(昨年8月28日報告)、そこに美しい花を付けた姿(昨年9月10日報告)ばかりでした。昨年秋、クズの繁っていた藪がきれいに刈られて見通しがよくなり、クズは取り払われてしまいました。今そこに、クズの芽が生えてきています。周りの草や枯れ枝に絡みついて蔓を伸ばしています。今は虎の赤ちゃんのようにかわいい姿ですが、すぐにあたりを覆いつくしてしまいそうで不気味です。もうすでに大きな樹に絡みついているものもあります。
もっと不気味なのはアレチウリで、昨年8月28日にはアレチウリの同じような芽の姿を報告していますが、クズの繁茂する藪にはやがてアレチウリも侵入してくると思われますので、今後強靭な蔓と大きな葉っぱであたりが埋め尽くされるかもしれません。
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