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2018年5月12日 (土)

ノビルが蕾を付けています

小さい子供のころ育った田舎では「ノビル」を「ねんぶる」と呼んで食べていた記憶があります。それが「ノビル」だと分かったのは最近です。ノビルはユリ科ネギ属です。

多摩川の土手では3月の初めから枯れ草の中から長い葉を出しており、これをほじって採ってって行く人もちらほらと見かけました。

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5月に入ると、周りの草も伸びてきましたが、ノビルの茎も伸びて、ネギ坊主のような蕾を付けました。

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その後土手は除草が行われ、ノビルは無くなってしまいましたが、除草を逃れたところでは茎はさらに伸び、ネギ坊主の皮がむけるとムカゴ(珠芽)と呼ばれるものが現れています。そこから本当の蕾が出てきて花が咲くようです。しかしここも、もうすぐ刈り取られてしまうかもしれません。

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なお、ネギ坊主は最近見かけなくなりました。下の写真は2005年4月末、近くにまだネギ畑があったころの写真です。

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