押立神社はお稲荷さんです
「多摩川左岸29km」の近く、府中市押立町4丁目に押立神社があります。由緒を書いた立札によると、もとは現在の多摩川あたりに鎮座していたが、正保年間(1644~48)の大洪水のため、この地に遷座したという事です。山城国稲荷大神(現在の伏見稲荷大社)の分霊を鎮祭したのが始まりで、「手津久里稲荷(てづくりいなり)」と称していたが、明治14年(1881)に「押立神社」と改称したそうです。赤い鳥居はありませんが、社の前には狛犬ではなく、狐が座っています。
向かって右側はバス停になっていますが、そのあたりに庚申塔があります。年号は享保14己酉年(1729)で、青面金剛と三猿が掘られています。
更に此処には府中名木百選に選ばれた、イチョウ(No.14)とクロマツ(No.24)もあります。
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