稲城市の押立
府中市の押立の渡しについては、11月17日に報告しました。そこで、多摩川の対岸(右岸)の押立の渡しの地点を探して、稲城市に行ってみました。押立の渡しの跡は稲城大橋の下流、押立児童公園のそばにありました。河岸ではなく、近くの道路の脇に「押立渡船場跡」と書かれた碑が建っていました。
それより上流の稲城大橋の近くには島守神社があります。何度も洪水を引き起こした多摩川は、江戸時代の17世紀頃には南北二流に分かれ、この辺りは島になっていたようで、床が高いのは洪水への対処のようです。
更に上流に進むと、天満天神社があります。堤防より低くなった保存樹木の中にポツンと社が建っています。稲荷天神、波除天神、水除天神などとも呼ばれており、多摩川の洪水への守りが祈られているようです。
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