カキネガラシは四方に枝を広げます
カキネガラシは初めての報告です。その容姿や生えている場所があまりにも「荒地」を連想させるため、今まで見過ごしていました。しかし多摩川の河原にも生育しています。芽の出たころはまっすぐに立ち上がり、上部に黄色の花を付けるので、一見ハハコグサのような感じに見えます。
上の方の葉は細長いのですが、大きくなると下の方の葉が大きくなって羽状に深裂します。そして、横枝を針金のように四方に広げて仁王立ちのような姿になります。
さらに隣の株の枝と絡み合って藪を作ります。
花は黄色の小さな花ですが、アブラナ科特有の4弁です。明治時代末期に移入した帰化植物です。
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