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2019年12月 6日 (金)

グミの実は今年は全滅です

しばらくブログを休んでしまいました。

昨年は11月30日に赤くなったグミの実を報告していますが、今年も12月になったのでどうだろうかと、多摩川の親水公園に行ってみました。11月初めに多摩川に出かけたときは、親水公園は台風19号の水に浸かって荒れた姿で、沢山の樹が倒れていました。

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グミの樹が植えられていたところは、流れが強かったのか、根が浅かったのか、大きく地面がえぐられて木が倒れ、あるいは樹がなくなって穴があいて居ました。それでも何本かの樹は残っていたので、冬には実が赤くなると思っていました。

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それから約1か月後になりましたが、グミの樹のあったところの景色は殆ど変わってはいませんでした。

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残ったグミの樹の根元には倒れた樹が絡みついたままでしたが、それでもしっかりと葉っぱを付けていました。然し実は一つもありませんでした。倒されて根が丸々出ているものもありました。かなり小さな根でなので、地面に深く張り付くことが出来なくて、洪水に掘り起こされてしまったのかもしれません。

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昨年までは、この葉っぱの中に真っ赤な実が、たわわに実っていたのですが、今年は何もありません。

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それでもグミの株はいくつか残っていますので、来年の春になったら、また今年のように香りの高い花を咲かせて、次の冬には赤い実を付けてくれることを祈ります。

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