アオスゲはカヤツリグサ科です
細長い葉を持つカヤツリグサ科はイネ目で、何十もの属に分かれ、何千種に及ぶようですが、主なものはカヤツリグサ属とスゲ属です。これらの植物はごく普通にみられるので、どれがどの種だという事は殆ど意識せずに見過ごしてしまいます。しかし実際には色々な種があるようです。
今回は、ある種が目に留まりました。調べてみたらスゲ属の「アオスゲ」という事でした。実際はもっと細かに分けられた名前があるのかもしれませんが、割と一般的な「アオスゲ」という事にしておきます。
麦のような穂ですが、カヤツリグサのように横には広がっていません。この花穂に特徴があり、雄性の根棒状の頂小穂と雌性の数個の側小穂に分かれます。つまり先っぽに一つの雄花があり、その周りにいくつかの雌花がついているという格好です。また匍匐茎を出さないので、株が独立しています。
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