クワの実が成り始めました
クワの実を初めて報告したのは2017年4月29日です。このころ多摩川の河川敷には多くの樹が植えられていました。その中に大きなクワの樹も沢山あり、花や葉の形はいろいろありましたが、いずれも桑の実を付けて赤く熟しました。しかし2019年から2020年にかけて、あたりの樹々はきれいに伐採されてしまいました。2019年には親水公園の土手近くのクワの樹が間引かれ、枝も大きく剪定されましたが、それでもしっかり残っていました。次の写真は2019年4月のものです(左下に見えるのは切り株です)。
また、親水公園から稲城大橋までの間の藪や林の中にもクワの樹が残っており、5月になると実が熟しました。しかし、2020年にはこれらの藪や林はすっかり伐採され、クルミやグミの樹とともにクワの樹もほとんどなくなってしまいました。が、わずかに残ったクワの樹に実がつき始めました。
最初に掲げた2019年の写真に見える残ったクワの樹は、今はすっかり元気な姿を見せています。そしてここにもたくさんの実が成りました。
このほかに川の縁あたりにはまだ自然に生えたらしいクワの樹が残っており、ここにも実が成り始めています。
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