ブタナはひょろ長いタンポポです
タンポポはロゼッタの葉っぱから花茎を伸ばして頂上に花を付けます。この写真は花の後ろの総苞片が反り返っているので、明治以降に外国から持ち込まれた外来種(セイヨウタンポポ)です。
そのタンポポの茎をひょろ長く伸ばしたのがブタナです。
どちらもキク科ですが、タンポポはタンポポ属、ブタナはコウゾリナ属です。ブタナは昭和初期に日本に流入したそうですが、今は広い範囲で生育しています。花が終わればタンポポ同様綿毛を付けます。地べたに張り付いた感じのタンポポに比べて、背が高いので目立ちます。今までは多摩川の土手に生育するブタナを報告してきましたが、今年は武蔵野の森公園の飛行場脇のプロムナードに、コメツブツメクサの群生に混じって首を伸ばしている姿です。
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