« ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、カタバミ、花は似ていますが・・・ | トップページ | コメツブツメクサのものすごい群生です »

2021年5月10日 (月)

シャガはヒガンバナと同じ三倍体です

シャガは多摩川の河原や土手はもとより、日当たりの良い草原には生育しません。アヤメ(iris)科で中国原産の帰化植物ですが、「Iris Japonica」という学名がついています。「シャガ」の名は、檜扇(ヒオウギ)の漢名の[射干]を音読みしてつけられたそうです。三倍体の為種子が発生しないので、人為的に広がることになるので、あまり見られないようです。むしろ、園芸種として庭に植えられることも多いようです。同じ三倍体でもヤブカンゾウノカンゾウヒガンバナは多摩川の土手に多く見られますが、これも同じ中国から古くに渡来したそうです。

以下は2021年4月 みどりの広場
P210421_8_3054
P210421_8_3053P210421_8_3048

以下は2020年3月 みどりの広場
P200325_8_2483
P200325_8_2480

以下は「ヒオウギ」 2016年7月 野川公園自然観察園
P160730_a_058

« ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、カタバミ、花は似ていますが・・・ | トップページ | コメツブツメクサのものすごい群生です »

周辺の植物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。