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2022年6月

2022年6月26日 (日)

多摩川原橋上流のノイバラ

稲城大橋上流のノイバラについては6月15日に報告しましたが、今度は多摩川原橋付近に行ってみました。2年前の7月(撮影は6月)に報告した所です。その時は緊急用河川敷道路が台風で崩されていましたが、今回はきれいに整備されていました。そして以前と同様に、脇の草叢からノイバラがはい出して花をつけていました。生命の力強さを感じさせます。

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2022年6月17日 (金)

ハルシャギクの蛇の目のサイズは様々です

ハルシャギクは多摩川のいろいろなところに群生しています。今年は親水公園の近くの川原で、刈られた藪の跡の草原に群生していました。以前の背の高い藪にはキジが見られました、今は一面のハルシャギクです。

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ハルシャギクは黄色の舌状花(花びら)の中央に褐色の丸い目のような模様があることからジャノメソウという別名があります。ところがこの蛇の目のサイズは株ごとにばらばらで、大きいものから小さなものまで様々です。

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舌状花に模様の無いものもあり、一見オオキンケイギクと間違えそうですが、中央の管状花(筒状花)の色がオオキンケイギクは黄色であるのに、ハルシャギクは褐色で、やはり小さいながらも目玉の格好を保っています。

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参考 オオキンケイギク

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2022年6月16日 (木)

ヒナキキョウソウを見つけました

ヒナキキョウソウは2020年7月の報告ではじめて確認しました。どこにでもありそうで、見過ごしてしまいそうな小さな花ですが、意識して探そうとするとなかなか見つかりません。今回は、多摩川の土手付近で草むらの中に取り残された古いレンガ敷の石畳の隙間に顔を出していました。前回の報告ではキキョウソウもありましたが、今回見つけたのはヒナキキョウソウだけでした。

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2022年6月15日 (水)

地を這うノイバラが花盛りです

ノイバラはツル性ですが、全く上に伸びないで専ら地面を這うタイプと、上に伸びて2メートルくらいの茂みを作るタイプとがあるように思われます。どちらも花や葉の形は同じに見えます。こんもりとした木になるタイプのほうが花期が早く、5月には花盛りになります。

ところが、地を這うタイプの花期はそれより遅くなるようです。今年はまだ行っていませんが、多摩川原橋上流の地を這うノイバラの撮影は2020年6月でした。

今回は稲城大橋付近やその上流の土手で地を這うノイバラが花盛りでした。これらは一見茂みに見えても、地面にへばりつき、ツルを這わせています。

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2022年6月14日 (火)

オトギリソウも藪の中です

オトギリソウは多摩川原の藪の中に黄色い花をちらつかせています。よく見かけるのですが、あまり報告してこなかったので、2018年5月20日が最後のようです。なんとなくカワラサイコに似ていますが、オトギリソウは薬草すなわち毒草だということもあり、全体がごつくて荒々しく、しかも花びらの縁にある黒っぽい点が恐れを感じさせます。

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以下は昨年6月に撮影したものです。

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2022年6月13日 (月)

ワルナスビも藪の中です

ワルナスビといえば多摩川の草原一面に群生している姿が思い浮かびますが、草原一帯の除草が徹底されたためでしょうか、ひところのような群生が見られなくなりました。今年も除草の直後で、しかも時期が少し早いのか、ワルナスビが見られるのはほとんどが藪の中です。もっとも、ワルナスビの花期は長く、秋まで咲き続けますので、これから草原での群生が見られるかもしれません。なお、写真には昨年6月撮影のものも含みます。

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2022年6月12日 (日)

クサフジがまだ咲いています

クサフジは例年4月から咲き始めます。それまで咲いていたカラスノエンドウに変わって、より大きく豪華な花が目立ちます。その後多摩川では連休明けから始まる一斉除草によって多くは刈り取られ、姿を消してしまいます。

除草されずに残ったクサフジは藪の中で遅くまで花をつけています。今年も6月に入ってもまだ元気で、ヒメジョオンの白い花に交じって紫色の花をのぞかせていました。

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2022年6月11日 (土)

チガヤは今は藪の中で見られます

チガヤが多摩川の土手を銀色に彩るのは通常は5月です。それが連休明けあたりからの一斉除草で土手からは姿を消してしまいます。今年は6月に入った今、土手の除草が行われています。除草されなかった藪の中にはチガヤが残っています。ヒメジョオンの群生とともに、銀色に輝くチガヤの群生が見られます。

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2022年6月10日 (金)

モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492 のDTM作品

モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲 のDTM作品をホームページにアップロードしましたので、聴いてください。

長い間音楽制作をする気力がなくなっていましたが、モーツアルトに戻ってこの曲を制作し、元気を取り戻しました。DTMながら、できるだけ臨場感のある表現にトライしました。

一部をここに掲載します。全曲の演奏ページに直接ジャンプするには「ここ」をクリックしてください。

2022年6月 9日 (木)

多摩川原はまた一面のヒメジョオンです

新型コロナの第6波もだいぶ収まってきたようで、私の足のほうも歩けそうだったので、約11か月ぶりにカメラを持って多摩川に行って来ました。そこには懐かしい風景が待っていました。一昨年伐採された藪の後の草むらの風景は昨年7月3日に報告したように一面のヒメジョオンでした。でもこの辺りではハルシャギクはその時ほど多くは見られませんでした。

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土手のほうは遠くに除草の機械が見えますが、もうすっかっり草が刈られ、きれいになっていました。

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中にはいくらか青みがかった花が混じっていましたが、光線の加減なのか、目の錯覚なのか、写真に写すとみな真っ白になっていました。

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